窓ガラスのくもりが取れない!解決方法は?
天気が悪い日や湿度が高い時などは、どうしても窓ガラスがくもりやすいですが、なかなか取れないくもりに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。この記事では、窓ガラスが曇る原因と対処法を紹介します。
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窓ガラスがくもるのは室内外の寒暖差
ガラスのくもりは室内と室外の寒暖差によって起こります。その為、室内に人が密集していたり寝室など一定の場所で長時間いたりすると、くもりやすくなります。くもりが発生するのは自然現象なので完全に防ぐことは難しいですが、湿度や温度のバランスを上手く調整することでくもりにくくすることは出来ます。
ガラスがくもれば結露につながる
ガラスがくもると結露につながります。くもるだけで無く、結露が出来ると色々な弊害が起こり、より一層困ることになるでしょう。ここでは結露によって起こる問題を紹介します。
カビが発生
結露で困る原因がカビです。窓ガラスなどのくもりが長期間続くと、室内のあらゆる場所でカビが発生し、心身ともに悪影響を及ぼします。カビが発生するとシックハウス症候群の原因になったり、壁紙や窓枠などが痛んだりはがれたりすることになるので、注意が必要です。
湿度が高まる
くもる要因が水蒸気によるものなので、結露が出来れば湿度の高まりが懸念されます。湿度は高過ぎても低過ぎても体調を崩してしまうので、上手くコントロールする必要があります。
内部結露になるとガラスを交換することになる
近年では複合ガラスを使った家も増えてきており、断熱意識が改善されているのが現状です。しかし、複合ガラスは内部結露を起こすことがあります。内部結露が起こると、くもりを自分で取り除くことが出来ないため、業者に依頼してガラスを丸ごと交換して貰うことになります。断熱効果の高い複合ガラスですが、こういったデメリットがあることも知っておきましょう。
窓ガラス以外にも脱衣所のガラスもくもりやすい
窓ガラス以外にも脱衣所のガラスもくもりやすいです。それは、浴室内の湿気が脱衣所に流れ込んできて湿度が高まるからです。脱衣所や浴室内の鏡は、あらかじめくもりに対する対処がされていることがありますが、あまりにも気になるようであれば自分でくもらない対処をすると良いでしょう。
ガラスのくもりを取る方法3選
ここでは気になるガラスのくもりを取る方法を紹介します。
換気をする
一番手軽なのが換気をすることです。キッチンや浴室の換気扇を回し、天気が悪くない限り窓を開けて外の空気を取り込みましょう。密閉された空間だと湿気が逃げにくくなり、くもりやすくなります。こまめな換気を行うことで、気になるくもりを解消することが出来ます。
除湿器を使う
人によっては換気が出来ない環境にいるかもしれません。そんな時は除湿器を使うのがオススメです。特に日本は湿度が高い国なので、除湿器を用意している家庭は多いでしょう。天気が悪い時や大通りに面した家の場合、除湿器を使った方が効果的と言えます。
結露防止のアイテムを使う
結露防止シートやテープなど、くもりが激しい場合は結露対策のアイテムを活用しましょう。スクイジーを使えば結露だけでなく、くもりも簡単に取り除けるのでオススメです。また、新聞紙を使って湿気を取ることも出来ます。
くもりのない窓ガラスで快適ライフを
窓ガラスがくもる原因としては、湿度の高まりによる水蒸気の過剰で、これを上手く逃がしたり乾燥させたりすることで、くもりを取り除くことが出来ます。また、くもりを長いこと放置しておくと結露が発生するので注意が必要です。くもりや結露を起こさないためにも、日頃から室内の湿度を快適に保ちましょう。
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